富山の若き演奏家たちによる
室内楽コンサートシリーズ
「クラシックの雫2024」
主催:音楽企画ムジーククライス19
レクサス富山
第1回 『木と、人と、音と~ヴァイオリンづくりの名匠の言葉~』

『木と、人と、音と~ヴァイオリンづくりの名匠の言葉~』
2024年7月28日(日)◆開場13:30、開演14:00 ◆終演16:00予定
東日本大震災で発生した津波の流木を使って作られたTUNAMIヴァイオリン。
「わたしは森にいるときには木陰で人を癒し ヴァイオリンになってからは音で人を癒す」―。
国際的ヴァイオリニスト中澤きみ子氏をお迎えし、鎮魂の想いを込めて前半は王道クラシックをお届けします。
後半は、ガラッと気分を変えて、昨年好評だった映画音楽特集第二弾。
映画音楽とクラシック。名手たちによるジャンルを超えた本気の音作りを、お楽しみに!
からたちの花(TUNAMIヴァイオリン使用)
シューマン:ピアノ五重奏曲
映画音楽特集(編曲:井上貴信)
中澤きみ子(ヴァイオリン)/西江辰郎(ヴァイオリン)/内山隆達(ヴィオラ)/上森祥平 (チェロ)/中沖いくこ(ピアノ)
演奏者プロフィール
■中澤きみ子(なかざわきみこ/ヴァイオリン)■スペシャルゲスト

国際的に活躍するヴァイオリニストとして、特にモーツァルトの演奏では評価
が高い。新潟大学を卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院にて研鑽
を積み、2000年に文化庁芸術家海外派遣員としてウィーンに留学。国内外のオ
ーケストラとの共演、CDも数多くリリース。また後進の指導にも定評がある。
震災後、ライフワークとしてTSUNAMIヴァイオリンの演奏にも熱心に取り組む
かたわら、FM軽井沢のパーソナリティや、今秋公開の中山晋平の生涯を描く映
画「歌こそすべて」にも出演し、活動の場を広げている。
■西江辰郎(にしえたつお/ヴァイオリン) ●新日本フィルハーモニー コンサートマスター

東京都出身、在住。桐朋学園ソリスト・ディプロマコース終了。辰巳明子、安永徹、Tibor Varga の各氏に師事。
スイス留学の後、24歳で仙台フィルのコンサートマスターに就任。現在新日本フィルのコンサートマスター及び
久石譲Music Futureバンドマスター。ソリストとしても国内外のオーケストラと共演。
近年では上原ひろみザ・ピアノ・クインテットでのブルーノート東京公演、レコーデイングや日本ツアーも行い話題になった。
演奏活動の傍ら後進の指導も行っている。
■内山隆達(うちやまたかみち/ヴィオラ)
兵庫県出身、在住。京都市立芸術大学卒業、桐朋学園大学院大学修了。第3回名古屋アンサンブルフェスタにて特別講師賞受賞。小澤征爾音楽塾プロジェクト、アトリオン国際室内楽アカデミー等に参加。桐朋オーケストラ・アカデミー、兵庫芸術文化センター管弦楽団アソシエイトプレイヤーを経て、現在は室内楽やオーケストラなど多方面で演奏活動を行っている。また桐朋学園大学附属子供のための音楽教室にて後進の指導に当たる。ヴィオラを川本嘉子氏に師事。
■上森祥平(うわもりしょうへい/チェロ) ●齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞

京都府出身、在住。東京藝術大学在学中、日本音楽コンクール第1位及び「松下賞」受賞。安宅賞受賞。アイザック・スターン、エマニュエル・アックス、ジュリアード・クァルテット、ヨーヨー・マ各氏のマスタークラスを受講。ベルリン芸術大学を卒業後ソロ・室内楽・主要オーケストラ客演首席などで活躍。2008年よりJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を毎年開催。NHK-BSプレミアム、NHK-教育テレビ、FM他多数出演。京都市芸術文化特別奨励者、京都府文化賞奨励賞受賞。第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別契約首席チェロ奏者。京都市立芸術大学准教授。
■中沖いくこ(なかおきいくこ/ピアノ) ●雫総合プロデューサー

富山市出身、在住。ドイツ・メンデルスゾーン・ライプツィヒ音楽大学首席卒業。ドイツ新エルブランド交響楽団と共演、ドイツ、ポーランドで演奏会開催。帰国後、著名音楽家との共演多数。ラジオパーソナリティ、合唱団創設など多方面で活躍。2015・17年天皇皇后両陛下へ御前演奏を行う。(一社)富山県芸術文化協会平成27年度奨励賞受賞。全日本ピアノ指導者協会正会員。「音楽企画ムジーククライス19」主宰。CD4枚リリース。
DIREKT IKUKO【ピアニスト中沖いくこ公式サイト】, facebookページ
■井上 貴信 (いのうえたかのぶ/編曲)

埼玉県出身。東京音楽大学大学、同研究科、桐朋オーケストラ・アカデミー修了。フェリス女学院大学音楽学部非常勤副手を務めた他、クラシックでの活動のみならず、ミュージカル、テレビ番組、CM出演等、幅広い分野での演奏活動を行っている。